派遣日程
2019年9月16日(月)~10月6日(日)の21日間
訪問地
- スウェーデン王国(Kingdom of Sweden)
- ストックホルム
- マルメ
- デンマーク王国(Kingdom of Denmark)
- コペンハーゲン
- アイスランド共和国(Republic of Iceland)
- レイキャビク
- フィンランド(Republic of Finland)
- ヘルシンキ
プロジェクトメンバー
枝迫 雄大 (ボーイスカウト世田谷第10団)
目的
自らの「環境」に対する意識を高めるとともに、現地および日本におけるスカウトや一般の方々の「環境」に対する意識を高める。
目標
「環境」をキーワードにした今までの活動をベースに、派遣前に「環境」係るさらなる知識と経験の蓄積を図る。
派遣準備活動で達成する目標
- 日本で行われている環境保全活動や環境教育についてインターネットや書籍を用いて調査する。
- 環境保全や環境教育、都市計画の専門家に話を伺う。
- 特に日本のスカウト活動でどのような環境教育活動が行われてきたか、情報収集を行う。
現地活動で達成する目標
調査活動
- 現地においてスカウトおよび一般の方々と「環境」について共に学び、理解を深める。
- 宿舎では適宜機会を見つけ、宿泊客に対して、事前に調査した日本の環境活動について発表を行う。
- 21日間に亘り現地スカウト同行の上で各調査地に訪問し、その都度、得られた情報に関しディスカッションを行う。
- 現地のスカウト活動に参加し、活動から北欧の環境との関わり方について学ぶ。
- 環境先進地域と呼ばれる北欧で、環境教育、環境保全、都市計画について調査し、日本と比較した上で「何が先進的なのか」の答えを自分なりに結論付ける。
- 博物館、図書館などの教育機関を訪問し、北欧の市民が環境教育を受けるについてそのあり方を知る。
スカウトとの共同調査
現地の調査を現地スカウト同行の上で行い、得られた情報はその都度ディスカッションを通して、分析する。
各教育機関での調査
市民全体の環境意識を高めている環境教育について、図書館や博物館を訪問し、その取り組みを調査し、その特性を知る。特にイベント形式で行っている活動に注目し、特徴や工夫を理解したうえで日本に持ち帰る。
その際に、日本で行われている環境教育について簡単な発表を行い、フィードバックを受ける。
現地スカウト活動での調査
現地のスカウト活動を見学し、日本で行われている活動と比べてどのような違いがあるかを知る。
その上で、環境に関するアクティビティに参加し、特徴や工夫を理解し、日本に持ち帰る。
取材の際に、日本のスカウト活動で行われている環境教育について簡単な発表やアクティビティの実施を行い、フィードバックを受ける。
公的機関(清掃工場、発電所など)での調査
北欧の環境意識を支える公的機関によるサービスや北欧の「環境保全活動」を取材し、日本と比較することでその優れた点を知る。
スウェーデンでは清掃工場を訪問し、ゴミに対しての考えについて知る。
アイスランドでは地熱発電をはじめとするクリーンエネルギーについて、訪問し、そのシステムや特徴を学ぶ。
街歩きによる調査
各都市のサステナブルシティを歩き、その特徴的な街の構造やシステムを観察、取材することで、そのように呼ばれる所以を知る。
記録活動
- 訪問先の環境活動やサステナブルシティのシステムについて撮影を行い、写真として記録する。
- 帰国後に現地の取り組みが分かるような写真を各訪問先で撮影する。
発表活動
- 宿泊先での発表宿泊先のホステルで、同じ宿に泊まっている方を対象に、日本で行われている「環境教育」「環境保全」「都市計画」について、写真を用いた簡単な発表を行い、フィードバックを受ける。
- その日行った調査について分かったことを簡単に発表する。日本での生活について写真を用いてコミュニケーションを取る。
帰国後報告活動で達成する目標
- 帰国後、写真を用いた報告を実施し、得られた結論について発信する。